年末よりも、この時期って何故か寂しいですよね。
最近は来年春から始まるアニメのシナリオを書いてます。
まだ何かは言えないんですが二作品あって、結構書いてるんで
もし良かったら見てね。
作品を創る稽古が丸々一ヶ月無いのは、本当に久しぶり。
振り返ってみると、2005年の3月以来です。
だからなんか不思議な感じもします。
忙しい時は忙しいで休みたいとは思ってしまうけど。
だけど、やっぱり創れる環境があるのは幸せなんだなと、
改めて思った事がありました。
それは「18 桑田真澄」の引退騒動。
やっぱり僕にとってのジャイアンツは彼。
メディアに出る事も最近なかったから、色んなニュースで
取り上げられるのは嬉しかったけど、
でもやっぱり彼は巨人のエースナンバーでいて欲しいなと。
まだわかりませんが、退団は決定的なんだって。
すごく嫌。
だけど、本当に人を好きになると、いてくれるだけでいいと
思うことがある。
彼が投げられる場所があるなら応援したい。
すごく思う。
だから、頑張ってください。
桑田真澄の「夏」はまだ終わっていないはずだから。
僕がとにかく桑田の話を日ごろするので、この騒動が起きた時に
ね、色んな人からたくさんメールがきました。
驚くぐらい。
それを見て、自分がこんなに好きだったんだと改めて納得。
そして、普段人からあんまりメールがこないことも改めて認識。
みんな、返信はちゃんとしたほうがいいよ。
こういうのって嬉しいね、素直に。
ブログランキングも1位みたいだし、本当言う事なし。
「1位」って言葉が大好き。
久しぶりに漫画を読みました。

あだち充さんの「冒険少年」
7つの短編が入っています。
僕自身、すべて読んでる漫画家ってこの人くらいです。
そのくらい好き。
あだちさんの書く作品って知らない人いないですよね。
一つ、二つは誰でも知ってる。
それもすごいけど、もっとすごいのはやっぱり
「物語る力」だと思うんです。
人にも場所にもそこには必ず空気というものがあって、
結局人を惹きつけるのは、いかにそれをまとっているかの
ような気がするんです。
いい「空気」をまとっているか。
会話もそうですし、空気があるから笑いも涙も生まれる。
あだちさんの作品は、それがすべてだと思います。
漫画のページの中に空気があって、世界がある。
彼の描く登場人物たちは、どんな俳優よりも素敵な間で
素敵な表情を持っています。
どの映画や舞台よりも名優ぞろいなんです。
俳優としては絶対勉強になる気が僕はします。
歳を重ねると、昔読んでたものが違う角度の視点になるものです。
それはもちろん二重の楽しみでもあるんだけど、同時に僕は
寂しい気持ちになる気がするんです。
色褪せた景色を同じ色で見れない寂しさ。
それも確実にあると思うんです。
だけどね、彼の作品は色褪せない。
もう僕よりもずっと若い登場人物のラブストーリーなんだけど、
今読んでも、同じ景色で見れる。
あの頃のぼくらの恋愛と同じ視点で。
一番好きなのは、「ラフ」。
最高傑作だと思います。
「タッチ」の後の作品なんです。
あれだけの大ヒットのあとに、これです。すげえ。
そんなこんなで久しぶりのあだち充の世界。
こぼれるような名台詞と名俳優達のひと時。
うるさくないラスト。
どれをとっても珠玉。
本当に幸せな時間でした。
やっぱいいなぁ。
お薦め!!
5月1日から始まったこの公演もこれで終わりです。
思う事はたくさんあるのですが、何よりあのアプルで
1ステージも寂しい客席が無かった事が嬉しかった。

少しだけ真面目な話。
たくさんのお手紙を貰うのですが、その一つ一つに
この作品に対する想いが散りばめられていました。
そのどれもが大切な想いの手紙です。
「思い」ではなく「想い」です。
僕は劇作家で演出家で、時折エクステつけちゃったりもしますが、
この作品を産み出した立場にいます。
「どうしてこれを書いたんですか?」とか、
「どうやって思いついたのですか?」と、良く聞かれるのですが、
たぶんね、偶然なんです。
もちろん物語の構成や劇性はたくさん考えたし、悩んだんだと
思います。
だけどね、結局は「勢い」でしかないんだなと。
無理にひねり出されたものや、考え抜いて出したものって
面白くない事が多いんです。
これ、間違いなく持論。
そしてはっきりと言える事は、舞台は観客の皆様のもの。
僕の思い入れや、出演者の思い入れや、スタッフの思い入れ
よりも、遥かに大事な尊いもの。
それを確認したかった。
それが僕にとっての、このアプルの公演でした。


39ステージ目、「BLUE」の時点で、念願だった
来場者数1万人に到達しました。
最終的には1万1千人を越える皆さんが観てくれた
事になります。
80年代後半からの小劇場ブームを終えて以来、
今は「冬の時代」だと良く言われます。
商業ベースに演劇が乗っている今、その現実は確実に
あって、夢を持って旗揚げした劇団が無くなっていく様
も何度も観てきました。
僕らの先輩も、同年代も、そして後輩でさえもです。
自分達のやりたい事をやり続ける。
それには力が入ります。
そして、そんな力とかうんたらかんたら言ってるうちは、
迷うしやりたい事もできてないだろうと改めて感じて。
この船の旗はでっかく、そしていつだって上の世代の膝を
噛む精神でいたいからこそ、次が大事だと。
だから早く新作を。じっくりと大作を。
20代最後の夏は幸せでした。
30代の最初の夏はもっとでっかい旗持って。
もっと面白いもの創ってやろうじゃないか。
みんなと。

本当にありがとうございました!!
いよいよ来週から開幕、気づいたら閉幕って感じになっちゃうぞ。
メンバーのコメント。
http://www.andendless.com/special/utsukushi2006/cast.htm
これ、ゲストの皆さんのコメント。
http://www.andendless.com/special/utsukushi2006/guest.htm
一度公演が終わって、コメント貰ってたんです。
追加公演のせいでお蔵入りになっちゃうのが勿体無いので、
両方載せました。
比べて読むと面白いです。
新しいゲストのお二人については本番までにまた。
二人ともとてもいいですよ。素敵です。
で、これがドキュメント第二弾。
http://www.andendless.jp/movie/making2.htm
もう少しで本当に終わりだから、是非劇場に足を運んで下さいね!!



















