役者紹介 7
今回は2005年入団組。


彼らは、初めてのワークショップからメンバー
になった世代。
最近、ようやっと違和感がなくなってきたなぁ
と思っています。
さらりといきましょう。


まずは、


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岩崎大輔です。


今、一番伸びて欲しいなと思っている男。
かなりいいものを持ってるんです。
潜在的に。
僕の直感的にも。
普段はただのゲーム好きな男ですが。

すごく気の優しい一面があって、ワークショップ
でもいつも皆から相談されるいい兄貴分でした。
すごく気の小さい一面もあって、僕に何かの用事で
呼び出されると怒られるんじゃないかと思って、
いつもびびっています。

芯の強さが、これからの鍵。
厳しく、これからも見守っていきます。

「シルバー」・「ゴールド」共にパーカー役。

実はこの「ONLY SILVER FISH」というコンセプト。
これからも続けていきたいなと思っています。

過去を振り返れる魚というキーワードで
また別の話を創っていきたい。
別の劇作家さんたちとも考えています。

その中で決まりは、この魚と、そして執事の
パーカーだけです。



続いては、


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安藤繭子です。


彼女は本当に不思議な子。
普段は物静かな子なんですがたまに話す言葉が
とても面白い。

はっきり言ってしまえば変わり者なんですけど。


辛い顔を見せたことがないのが、彼女を語る上で
一番大事な事だと思っています。
一度も見せません。

男って、結構実はもろかったりしますよね。
それはうちのメンバーにも言えることで。
古い奴も新しい奴も結構もろい。

だけど、この子は一生懸命踏ん張っている。

それがある限りは、大事にしようと思っています。


 「シルバー」では、老婦アガサ役。


稽古場で出番が遅かったものですから、いつも稽古場に
ぽつんと座っています。
ふと見かけて、あまりにも見事なポツン具合に僕は
笑ってしまったんですね。
次の日、たまたま良子と帰りに話しているときに、

「繭子がね、きのう言ってたんだけど・・たぶん西田さん
は私の存在を忘れていましたよ、って。」


変わってますよね、こいつ。



そして今日の最後。


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竹内諒太です。


こいつに関しては、細かい事は言いません。
矢面に立てば、それだけ厳しい風も受ける。
それでこいつが倒れるならそれまでのこと。
これからもいっそう厳しい風に立たせてやろう
と思っています。



一つだけ。
ワークショップの野球大会。
僕の人生で、僕から二打席ホームランを打った奴は
いません。


「ゴールド」では、人のいいビクトール役。


この役、稽古場で一番人気がありました。
こういう男性こそ、強い男なのかなぁと最近
思うことがあります。

男らしさって言葉じゃない気がするんですよね。

それは書いてて、思った事です。



全然余談なんですが、この前僕の大事な書類が
早急に必要になって事務所を探したんですけど、
どうしても見つからなかったんです。
諒太は不在で、その場にいた洋二郎とずっと
探してるんですけど、見つからない。
さくちゃんに電話しても全く見つからない。
制作の三人に連絡しても見つからない。

二時間がたち、約束の時間が迫ってくる。
パニックになりかけたとき、諒太から電話。
慌てて聞くと、


「ああ、あれはあそこの戸棚の二段目です」


10秒で見つかりました。


結婚ってこういうことかなぁ・・って、ちょっと
思いました。







役者紹介 6
どんどんいきます。

この方、


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徳秀樹さんです。

写真はでかいですが、実物もこの写真くらいです。
原寸大です。(ちょっと嘘です)

実は徳さん当日のスケジュールがあわなくて、
一人だけ撮ってないんです。

居酒屋の「庄屋」にはイカとかがいるので、
その前で一人で撮ってもらおうという案も
浮かんだのですが、それじゃあんまりだ、と本人
が言うので、後日別の水族館で撮影しました。

徳さんと出会って、実はまだ3年ちょっとです。
もっと前から知っているようなそんな気がします。
僕にとって、とても大事な人です。

ほぼ同年代。
さりげなく、場の空気を考えている人。
この人の逸話は、いっぱいありすぎて
いざ文章にすると、なかなか浮かんできません。

顔も端正ですし、たたずまいにも落ち着きがあるし、
口だけの男じゃない。
「魂」を持っている男だな、と思います。

俳優として一番好きだな、と思えるところ。
相手を見て、相手に直接気持ちを伝える。

それは当たり前の事ですが、中々それはできないもの。
実は難しいことなんだなと思います。
人は常に、周りの状況を考え、人と接しています。
日常は「演技」の繰り返しのような気がするのです。
ですが、この人はそれが当たり前のようにできる。
さらりと。当たり前のように。

これ、たいした人だなぁ、といつも思っています。
本人には言ったことがありませんが。


「シルバー」では、エミリーの兄・ケビン役。


この役、実は最初ケインだったんですね。台本にも
序盤はそう書いてあります。
ですが途中から打ち間違えてケビンになってました。
台本が全て終わり、皆から指摘されて気づいたので、
「あ、ケインに直してください」と、伝えると、
「え・・・ケビンで演じていたんだけど・・」
と、本人は言いました。
じゃあどっちでもいいや、と伝えると。
「そんな寂しいこと言わないでくれ」と、寂しそうな
目をします。
それに反省し、ケビンになったというエピソード。

この作品において、一番いい加減な彼が、一番まともで
あるという構図を創りたかった。
徳さんとは、数本芝居を一緒にやっていますが、これほど
スムーズに稽古が進んだことはありません。
イメージ通り、でした。

最後の場面、彼がいなければ誰も何もできない、という
空間になっていたと思います。

それは、普段徳さんが出してる空気と同じものです。


「ゴールド」では、刑事・ブラント役。


クラリスとブラントとの最後の場面。
物語の最後の会話。

これが、一番始めに書いた場面です。
そして、二つの作品でもっともやりたかった場面。

この場面を表現したくてこの作品を創りました。


「本当、散々な一日」

「まったく」


この二つの台詞。
やり直しは、この言葉でできると思います。
簡単な失敗も、大きな人生も。


悲劇を悲劇と捉えるのは寂しすぎるから。


両方の役を演じ分けてもらったんですが、両方どこかの
場面で共通を創ってほしいとお願いしました。
これも、さらりと。
本当にたいした人です。

あ、余談ですが。
メンバーや、ゲストの女性の方に、本当もてるんです。
みんな、いいなと言います。
なんかそれって凄いですよね。

僕も女性だったら、いいなと、思うかもしれません。
たぶん一週間で別れますが。
何故かと言うと、徳さんの家の玄関には自分の写真が
飾ってあるという話を聞いたからです。
(徳さん、ばらしちったぜ!!!)

あんまりいい話ばかりだと、調子にのりそうなので。
こういう終わり方にしたいと思います。


続いては、


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メンバーの中川えりかです。


ちなみに、徳さんの写真を撮ってくれたのは彼女。


最近、大人になったなぁと感慨深く思うことがあります。
出会った時は彼女が18歳。
ただの松ぼっくりでしたから。。

彼女を通して、いつも感じることがあります。
それは「劇団」であるということ。

表に見えない、維持していくことって実はすごくあって。
そんな重い部分をいつも軽々とやっていってくれます。
今になってわかるそんな場所の大切さを、ずっとやり
続けてくれてたんだなぁと。
たぶん、彼女がいなくなると不都合な部分が山ほど
あります。

全く、そんな素振りを見せませんが。
8年間、僕に対しても全く変わらないスタンス。
仕事をしながらあくまで俳優として接するスタンスは、
尊敬できる。
さくちゃんなんかは、僕のいない所では、
「あの、にっさんがさ・・本当困るんだよ」
呼ばわりですから。

僕らの芝居を何よりも大切にしている。
だから簡単には折れないし、こっちも折れられ
ません。
それは間違いなく強さです。
何年かごとに発する「ダイエットしますっ!!」
発言も、許せるってなもんです。


全部がおおまかにできる。
だからこそ、さらにそこを超えてくれると。
今本人が一番、気にしているところかもしれません。


「シルバー」では、エミリーの友人・セシル役。


この役、全てを冷静に見つめている役です。
そして、こんな人いるんじゃないかなぁって。
僕の中では、一番リアリティを意識した役です。


彼女は元気のいい役も、頭のいい役も両方できるんですが、
それは両方とも自分が持ってるものなんですね。
だから、よりスマートに、ということを注文しました。

ただ、ダイエット発言が、その言葉を受けてかどうかはわかりません。


役者紹介 5
大変遅くなってしまったんですが、バースディカード5月、6月
の方へ書きました。
遅くなって本当にごめんなさいっ。
特に5月の方、本当ごめんなさい。
遅れたぶん、思いを込めましたので許してください。

あと、アンドレの話になるんですが、なんか原因不明でサイトが
見れないようなんです。
今問い合わせしてるみたいなので、もう少し待ってくださいね。


では役者紹介。
今日は新人4人です。

新人にコメントを長々と書くのはあれなので、
短めに、一気にいきまーす。


まずは、


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一内侑です。

こいつ、たぶん劇団員の中で一番優しい男です。
それは入団してから気づいたこと。
ワークショップ生の時は、やんちゃな男だと思ってた
んですが、近く一緒にいると別人みたいに見えます。
狂気みたいな部分も持ってると思うので、
もし良かったら注目してやってください。

「ゴールド」では、アーシュラの婚約者ペイトン役。

この役は優しい役で、ただ頼りないだけじゃない。
そしてそれは、彼そのものです。
普段どおりやれと、言い続けました。

たまに必要以上に優しく、「オカマ」と呼ばれてましたけど。


続いては、


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矢口雄です。

実は矢口、結構度胸あるんです。
こうみえて。
物怖じしないところがあるんですよね。
声は、アニメ声ですけど。

そういう部分が出てくると、すごく面白くなる。
期待はしてるんです。。

「ガーネット」のトークショーでもはなしてたんですが、
今まで言われた一番きつい駄目だしは?の問いに、
「このオカマが!!」だと、言ってました。
覚えてないですけど。

一内と矢口、同じ「ユウ」コンビ。

二人のニューカマー!!期待してください。

すいません。。

「ゴールド」では、アガサの秘書・ヒューズ役。

実在の方です。
若いのに有能であった方。

出番は一場面。
袖で、いつも書類を持つ手が震えていました。

度胸と緊張の混同。

その気持ちを忘れないで欲しいなぁ。



続いては紅一点、


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宮本京佳です。

お芝居を大切にしてる所がとてもある。
極度の負けず嫌いですが。
男子と違って女子は、あんまり喋らないんですよね。
特に彼女と繭子はワークショップからですから、
いまだに仲間よりも先生みたいな関係が強いかもしれません。


だけど忘れられないエピソードがあるんです。

彼らが入った初めての公演、「ガーネット」で
稽古も終盤に差し掛かった頃の話。

どうしても演出的に行き詰まってる所があって、
稽古は昼からだったんですが、2時間くらい前に
稽古場に行ったんです。
なんかリフレッシュしたくて。

稽古場に入ると、彼女が掃除をしていました。
強制でも何でもなく。

あ、劇団っていいなと、久しぶりに思った瞬間でした。


「ゴールド」では、エヴリン役。


繊細さがこれからの鍵になると思います。
彼女にとって。
それがアンドレだと、思っています。


彼女もまた2年後、どうなっているか。
楽しみです。


次は伊藤寛司。


こいつ、写真がありません。
なぜなら遅刻しやがったからです。
このやろう。


一年目のワークショップからいる奴ですが、
実は最初に目をつけたのが寛司でした。
足りないものが本当の少しだけあって、
一年目は落ちました。
そしてこいつは、秋田に帰りました。
相当悔しかったんだと思います。

惜しいな、と正直思いました。
ですが、それも出逢いです。
ここで引き止めてもしょうがありませんし、
甘い言葉で繋ぎとめても意味がありません。
僕らは「船」に乗っていて、
そこに必要な人間はいることが「必要」でなければならない。
それがずっと守ってきたルールです。

二年目の春になり、こいつは実家から
ワークショップ受講希望を送ってきました。
こいつだけは厳しくするぞ、と心に決めました。
駄目なところを許さない。
こいつは本気で入団を狙っていることを知っていたからです。

もう一度、駄目だと思ったらそこで今年も終わりだと、
本人にも伝えました。

そしてこいつは、ただの一度も弱みを見せませんでした。
本番前に入団させると決めたのは、後にも先にも
こいつだけです。


と、こーんないい話を書いてやってるのに、
こいつは撮影当日遅刻しています。

入団はゴールじゃないぞ、ひろし!!!
てめえこのやろう!!!



新人、どうかよろしくお願いします!!

役者紹介 4
続いてこの人。


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塚本拓弥さん。


最近、焼酎のCMも絶好調な彼。(←あれ最高)
もう何度も何度も出てもらっている超レギュラーな彼。


彼が稽古場にいてくれるととても助かるんです。
僕は「小劇場界最後の知性派」と勝手に呼んでいます。

お芝居の取り組み方もやってきた道も全く違う僕らと
ここまで融合するとはお互い思っていませんでした。
でもいい俳優に、理屈はいりません。
そんなことを。彼はいつも教えてくれるような気がします。

コンピューターともジーザスでは呼ばれてるくらい、
仕事に無駄がない。
そして、台本の読み方も同じ。
的確に創りたい場面を探り出し、表現していく。

勉強のできる人はたくさんいますが、
表現のできる人ってきっとそんなにいない。
それができる知性派。
僕ともたぶん全く正反対のタイプなんです。
全てが正反対。
だけど、喧嘩をしたこともないし、言い合ったこともない。

それは、彼が気を使っているからです。
さりげなく全ての人に気を使っている。

そんなコンピューターはありませんよね。
だから彼は素敵なんだと思います。
頭髪だけは、シミュレートできないようでしたが。。


「シルバー」では、弁護士ロジャー役。


僕の大好きな役です。
書いてて一番楽しかったのが彼。
作品の中身が何にも決まってないのに、このたくちゃん
演ずるロジャーだけ、頭の中にありました。
そしてできあがった作品も、イメージ通り。
心は、裏切らないでいてくれるこの役。
いつかね、他の作品でも出してみたいなぁって思っています。


「ゴールド」では、気の弱いベントー役。


この役も、最初からありました。
祥子ちゃんの時にも書いたんですが、こういう場面って
アセスメントならではだと思うんです。
創りたい場面。
日常に転がってるような、小さくて痛くて優しい場面。

たくちゃんに、どっちが好きか?と聞いたこと
がありました。
彼は、「選べない」と。

ですがどっちか選べと言われたら、「ベントー」だと
言ってました。
選んでるじゃねえかと、突っ込みながら理由を聞くと、

「やったことないから」と。

役を好みで決めてないんですね、彼は。
見上げた根性だなと、感じました。

彼は本物の秀才。

それって天才よりすごいじゃない。
僕はそう思います。


そしてこの人。


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芳賀恵子さん。
彼女も「美しの水」に続いて二度目の出演になります。

大学の一年下の後輩です。
同級生には村田雅和がいます。

出逢ってからもう12年になるんですが、顔も体型も
その頃から全く変わっていないという恐ろしい彼女。
年齢を人に言うと、びっくりされるそうです。
知ってる僕らでさえ、びっくりしてるんで。

第二回公演の「ワールズ」を見た後に、
「本当に面白かったです!!」と、伝えにきた彼女の
表情をとても良く覚えています。

笑顔の素敵な少女だったんですが、こうやって一緒に
舞台を踏むまでにたくさんの経験を積んで、
それだけではないたくましさの華があるんですよね。

例えば物語で、笑っていれば、お姫様になれるかもしれない。
だけど、そんなお姫様って僕はあんまりな感じがするんです。
なにもない野原で同じように笑える少女がいい。

彼女にはそんな印象を感じるときがあります。



「シルバー」では、ロイの恋人 ラトーヤ役。


マシューを最後にひっぱたく彼女。
最後に言った台詞は、この作品の救いとなる言葉です。

これがなければ、悲しい男の話。
だけれども、それを可哀想とする物語ではないのですから。



「ゴールド」では、訪問客のシンシア役。


作品を役者に渡す時に、僕は作品の中身を言いません。
なんか悔しいんですよね。
先を見透かされるのが。
勿論、伏線もちゃんとあったりするので、
わかってないと言えない台詞もあり、稽古的には能率的
ではないんですけど、でも悔しいんですよ。

「この後、こうなるんでしょ?」って言われるの。

実は当たってて、悔しくて「違う!」って言い張って
その先を変えたこともあります。
最近は、それもみんな気づいてて言ってきませんが。


稽古場で一生懸命に先を知りたがり、翻弄されてる
彼女はとても素敵でした。
劇中と同じように。

それがバカドレの結果と同じで、ただ足りないだけではない
事を祈ります。。


役者紹介 3
役者紹介、続けます。


今日はこの人から。



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メンバー、佐久間祐人です。

アンドレ作品では、もう欠かせない存在。
入ったのは2004年ですが、付き合いはもう古く、
客演さんから正式に劇団員となった唯一の人です。

人柄がそうさせてるんでしょうが、入った新人も
一番最初に仲良くなる存在。
最年長ですがいじられる量も半端なく、
たぶん一番劇団で愛されてる人でしょう。

実は国語の教員免許を持ってるくらいですから
頭も切れますし、男らしい優しさも持っています。
スポーツも得意ですし、思いに対しても一途なところが
何よりもいい。

ここまで書くと、とても素晴らしいタフガイですが、
食べ物はもちゃもちゃ食べるし、ぽろぽろこぼすし、
タバコは灰皿いっぱいまで片付けないし、
酔うと所構わず寝るし、起きないし、なにより
T-シャツにタンクトップを重ね着したりします。
かなりいらっとする部分も持ち合わせてるナイスガイです。


「シルバー」では、翻弄される運転手サマーソン役。


たぶん彼ほど不器用な俳優はいないんじゃないかと、
僕は思っています。
そしてそれは、褒め言葉です。

つたない精一杯の言葉の中に、突き刺すような想いがある。

それが彼の持ち味であり、試練でもある。
今回舞台の稽古が始まる前に、彼とそう話をしました。
表面的な器用さを封印する役どころ。
まっすぐな想いだけでもない役どころ。

作品の最後に、サマーソンはパーカーにこう伝えます。

「上質なミステリには、穴がある」

物語の序盤を書いてるうちに、どうしてもはまらない
ピースがありました。
作品が没になってしまうほどの、ピース。
それを埋めてくれたのが、この役でした。
劇中で彼が謎を解決するように。

お芝居の神様っているな、って思ったエピソードでした。


そして、「ゴールド」では、切れ者のポロット役。


笑い顔を見せないがコンセプトのこの役。
嫌味な役をやったことがないので、苦労してました。


どちらが創りものの作品で、どちらが現実か?
それともどちらも創作なのか。
彼だけが劇中で、その言葉を語っています。

彼の厳しい表情の中の優しさ、伝わっていたら嬉しいなぁ。

ただ、台詞を圧倒的に噛んでいたのに噛んでないと言い張る
さくちゃん。

それはやめてね。

嬉しかったこと!! 
とっても嬉しかったことが二つ。

桑田真澄がメジャー昇格しました。
しかも背番号は18番。
感動しました。
おめでとう。本当におめでとう!!!
もっと見たい。
一日でも長くピッチャーでいてください。
応援し続けます。
やっぱり彼には18番が似合う。


もう一つ、「The LOVE」のライブに行って来ました。
その日は、ワークショップの授業が昼、夜ともに
あったんですが、夜のクラスの子達に事情を話すと、
振り替えてくれました。
ありがとう。この子達については、また書きます。


久しぶりのライブでした。
すごくすごくすごく良かった!!!

音楽の力は凄い。
だけど、それゆえに「力」というものは、歴然として
しまう気がするんです。
その中で、改めて思った彼らの「力」。

こんなにも素晴らしいアーティストをもっとたくさんの
人に知ってもらいたいなぁ。
vagueにも感じてるんですが、ライブとCDの差がないんです。
というか、ライブならではの臨場感。
パワー、演奏力。どれを取っても凄い。

大学からのファンです。
今こうして幸せなことにお付き合いもさせてもらってるんですが、
ライブでかかる曲、ほとんど2番まで歌えました。
本当に大好きだったんだな、って再確認。
不思議な気分です。

久しぶりに心が震えました。
心が震えると、涙が出そうになるんですよね。

僕にとって、永遠のテーマです。
そんな舞台を創りたくて生きています。

素敵な夜をありがとう。

受信したいなとずっと思っていながら、今年は中々できなくて
少し苦しい気分だったんですが、
これで発信できます!!!

行ってよかった!!

皆さん、良かったら聴いてみてください。
すごくいいから。
役者紹介 2
先日ね、事務所にテレビを買いました。
42型のおっきい液晶のやつ。
編集用に使うのがメインだったんですけど、
ずっと欲しかったのでとっても嬉しかった。
たくさんDVDを創ろうと思いました。

やっぱりさ、テレビだけはおっきいのがいいと思う。
「物」って、大抵人に見せる時というのがインプット
されてる気がするんだけど、テレビは違うよね。
全て自分の為、人に見せる機会なんて別にないし。
物欲は昔からあんまりないけど、テレビだけは別。
新しい事務所を構えてからずーっと思ってたんですよ。
やったね。


で、役者紹介です。2回目。
今回はこの二人。


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加藤靖久と村田洋二郎です。

写真を撮るからと言った瞬間から、このポーズ 。
何枚も撮ってるんだけど、ほとんどこれに近い状態で、
気づけばソロでの写真はありません。
加藤の微妙な表情がとてもいい。
この見事な半端具合は、なかなかに表現できません。


加藤は勿論旗揚げから参加しているメンバー。
村田洋二郎は気づけばもう6年も前から参加しています。

この二人って、実は似ているんです。
普段人に見せる印象は全く別です。
だから本人たちはきっとそんな事を思ってないだろうし、
お互い否定するだろうけれども、間違いなく似ています。


二人はね、まず頭の回転が早い。
あんまりイメージにはないかもしれませんが、ちょっとした
ものなんです。
的確にその場の状況を捉えることができたりします。
そして驚くほどに要領がいい。
お調子者とは違うんです。むしろいい意味での、近道。
計算高くということを、嫌味なくやれる。
これって、実は結構すごいことなんじゃないかなって、
最近思っています。

ま、自分とこのメンバーを褒めてるのもみっともないので、
その先を言いますが、結局は、いつもその頭の良さで楽をしよう
として失敗している二人です。
そこらへんが似ているところ!



加藤は、「ゴールド」のワイズナー役。



もうずっと一緒に芝居やってますから、彼が本をもらって
どんな台詞の言い方をして、どんな動きをするのかも
100パーセントわかってしまう。
それを本人もちゃんと知っているから、いつもその先を、その先を、
との戦いです。
裏の裏を、と考えると正攻法になる。
そんな意味を持って、この役を演じてもらいました。
劇中、一番頭のいい男だと思っています。


不思議と度胸があるので、どんなに悩んでも本番までに
形にしてくるところがいい。
繊細さが出てくると、とんでもない俳優になるかもしれません。
その兆候は今は見えませんけども。。

余談ですが、大学の同級生です。
昔は二人で彼の一人暮らしの家で朝まで飲んだりしていました。
だけどずーっと近くにいると恥ずかしくなり、
最近はお互い2人きりになるのを避ける傾向にあります。
だからメールなんてしたことありません。
この10年で、ほんと一度か二度なんじゃないかな。
理由は照れるだけなんですけど。
でも彼は、そんなところを臆することもなく、
「今テレビ見てる?」と電話をかけてきたりもします。
メンバーに聞いたら、その時間はみんなにもかけてる
そうです。

どんだけテレビ見てんだよ?って話です。

あと、眼鏡をかけさせると、芝居が良くなるというジンクス
があります。
彼が劇中、かけている理由はそれだけです。


村田洋二郎は「シルバー」の主人公 マシュー役。


彼も、たくさんの舞台に出ていますが、実はアンドレのお芝居
で恋愛が絡んだことが一度もなかったんです。
つまり劇中で恋をしたことがない。
これ、意外なんですが本当に一度もなく、僕も気づかなかった
んです、実は。
2年位前に、本人からぼそっと言われて、びっくりして。

その時から、こいつが恋をするなら、という事を考えていて、
それが満を持しての、この役です。

この役については、作品全てのテーマでもありますので、
また最後に書きますが、「狂っている役」と言うことが、
彼と僕と作品の課題でした。

主人公ですから、背負うものも当然大きいわけで、
観に来てくれたショーマの児島さんが感慨深げに、
「あの洋二郎が主役かぁー」と、言っていました。
その後は、嬉しそうに励まし、それだけでは飽き足らず、
朝まで駄目出ししてました。
洋次郎がどんどん小さくなっていってました。


最近、少し大人になってきて、責任を覚え始めています。

ま、これからですからどんどん厳しくなってきますが、
彼が例えば二年後にどうなってるのか、とても楽しみです。
俳優として、集団のポジションとして。


やっぱりさ、メンバーって書きづらい。
恥ずかしいしね。

あと、この役者紹介。
続かなさそうな気がします、とミーティングで言われました。

僕もそう思います。。。
アニメ情報3
えっと「クレイモア」は8話でしたー。
伝え忘れましたー!!

「ぼくらの」は9、10、11話書いてまーす。

6月5日、12日、19日ですよね。


よろしくねー。

役者紹介 1 
公演が終わって、10日あまり。
バタバタと相変わらず毎日が過ぎておりますが、
6月になりました。
今年最後の、僕が唯一ゆったりとできる月です。
たくさん、ここも書けるといいなぁ。

ということで、始めます。役者紹介。
かなり自己満足的な匂いもするので、役にも限らず
自由な感じで書いていきたいと思います。

撮った写真も気に入った順から!

あ、一つだけ書こうと思ったことがあるんですけど、
それは役名について。
今回の公演では、役名をリーフレットに載せていません
でした。
全ての役に、ちゃんと名前もつけた意味もあるんですけど、
アンドレの公演には載せないことが多々あります。

これ、制作側と僕がいつも戦うことなんですけど、
僕は役名を入れることをとても嫌がります。

今回はまずミステリであることが理由の一つ。
例えば、物語上で名前が明かせなかったり、理由を
持ってこの物語にいる人物って、「男」とか「女」
とか「少女」とか、濁すしかないんですよね。
そのわざわざを付け足してまで表現するのが嫌なんです。

そして最大の理由が、今回は特に外国の世界をモチーフ
にしているということ。
つまり名前が横文字だということです。
わかりづらい上に覚えにくいですよね。
その結果、物語を整理するために上演中にパンフレットで
下を向いて役名を確認するということがあります。
それが一番嫌なんです。

勿論、しょうがないことですし、それは観客の皆さんの自由です。
だから、その行為自体には特別嫌なことは全くないんです。

舞台って前の人の動きとか、物音とか気になるんですよね。
特に小さい劇場だと尚更。
それを気にしてしまい、注意がそれてしまう。
僕にとってもっとも寂しいなと思ってしまうんです。

そのぶん物語上で役名の扱い方には最大の注意を払って
いますし、名前を出す人間においてはどのタイミングで
観客の皆さんの頭にインプットできるかも考えてる
つもりです。
名前を知らないことで、混乱をきたす可能性は、リーフレットが
あろうとなかろうとありますから。

制作は観客にとって一番良心的なものを選択しますから、
いつもその点においては用意してくれと議論するんですけど、
今回は僕のわがままを聞いてもらいました。

上演後に配るとか、色々改善策はあるとは思いますが、
その理由のどれも自分的に納得するものが今のところないので
していません。

そしてこの件に関しては、賛否両論あるのもわかってるつもりです。
ですから自分の意思としてここに書きました。
これ以上、このブログでもサイトでもこの件に関しては
議論するつもりはありません。

すっごく長くなっちゃいましたが、コメントの要望で頂いたように
ここでは役名を書いていきます。
公演も終わりましたし、今は何も問題ありませんから!!


まずはこの人から

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今泉祥子さん。

二回目のゲスト出演になります。

ダンサーとしてはもう何度も出演してもらっいて、
いつも思っていたことが、立ち姿が「凛」としていること。
なかなかいるようで、いないんですよね。
それが一番の理由です。

本番前、毎ステージごとに精神を集中してる所なんかは、
大事なことを教えられているような気がしました。
その日にしかできないステージをもっとも大切にしています。

普段はおっとりしているんですが、実は激しい気性を胸に
秘めているような気もして、まだまだこれからがありそうです。

大学時代、僕はダンスサークルに所属してたんですが、
彼女はそこの後輩でもあるんです。
僕が四年で彼女が一年生でした。
大学時代はとても体育会系なサークルでしたので、ほとんど
会話もしたことなかったのですが、
実は今もそれは変わりありません。
今もあんまり話してはくれません。
段々とメンバーとも打ち解けてきて、楽しい笑顔や冗談も
言い合ったりしてるところを目撃するんですが、
僕が現れると構えます。
もう7,8年の付き合いの中、いまだに構えます。


「シルバー」では、主人公マシューの元恋人のリリィ役。


今回のテーマである「恋愛の天秤」を後半語る重要な役柄でした。
残酷なことを優しく伝えて欲しいという要望に、いつも悩みながら
最後のステージまで問答していました。
僕は言葉も感情も正解はないので、それでいいと思っています。
残酷なことを伝える人って、ある意味ではもっとも優しい人だと
思うので。



「ゴールド」では、やり直しを求めるアーシュラ役。

今回の稽古場で最初に創った一つが、彼女とタクちゃん演ずる
ベントーの別れの回想場面でした。
稽古場で、「実は私、ベントーみたいな人ってとても素敵だと
思います」
と言っていたのがとても印象的でした。

物語のあと、彼女はベントーとやり直したんですか?という
質問が稽古場でもメンバーにも多数聞かれました。
でも彼女だけ、一度も聞いてはきませんでした。

彼女の中で、きっとあるんだと思います。
観客の皆さんがそれぞれあるように。

それはとても素敵なこと。

これが構えているという理由でないことを切に望むばかりです。

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