子どものナイフとSWITCHと、そして・・
10月です。

この前のジーザス終了からあっという間に
2ヶ月が経っています。

「子どものナイフ」

「SWITCH」

二つの作品が終了しました。

そして、自分でも気がつかないまま
このブログも2周年が過ぎていました。


本当に毎日が精一杯で、充実を感じる
事など全く持ってできませんが、
ふと頂くお手紙に、「今年もあと3ヶ月ですね」
とありました。

それに驚きながら、同時に皆さんへちゃんと
ご挨拶しなきゃなと思い、今書いています。


本当にいつもいつもありがとう。
本当に。

待てども待てどもアップされないこのブログを
チエックして下さるみんな、ありがとう。

常に差し入れやプレゼントをくれるみんな、ありがとう。
無理しないで下さいね。

不精な僕を待っててくれるみんな、ありがとう。

返事もしない僕にいつも頑張ってとメールをくれる
関係者のみんな、ありがとう。

そして、劇場に足を運んでくれる皆さん、ありがとう。


何気ない一つの言葉に、胸を動かされる事があります。

さりげない一つの優しさに、また頑張ろうと思えたりします。

「ゆめゆめこのじ」、もう少しです。

この舞台が終わる頃の事を、今年の春ぐらいから
ずっと危惧していました。

もう少しです。

頑張ります。

ブログ、去年も書いた言葉。

わかってもらいたいんじゃなくて、伝えたいから。

ここはそんな場所です。
2周年です。


気長に待ってて下さい。
ちゃんと帰ってきますから。
ジーザス。
無事、終わりました。

本当に本当にありがとうございました。
皆さんの笑顔が、とても嬉しかった。
それが一番です。

気づけば、8月に入ってます。

と、同時に、人生でたぶん一番忙しい時期に突入しています。


これから、来年の頭まで、毎月舞台の本番があります。
全て同時進行で、頭の中をひっかきまわしながら
創作の日々です。

「佳作」ってのは嫌い。
そんな風に思える作品でありたくない。

意地になってでも、心に残る舞台を。

そう思っています。

新作3本。
どれもどれも、力作です。


また劇場に足を運んでください。
一緒に完走してもらえたら、もう本当に感動しちゃいます。


頑張るね。





役者紹介 ラスト!
もう7月になっちゃってるね。
どれだけかかってるんだよ、って感じです。
遂にきた、ラスト。

さあ最後だ!


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田中良子です。


作品を創っていく過程で人に相談することって、基本的に僕は
ないんです。
劇団によっては、さまざまな形があるとは思うんですが、
集団としても僕らは話し合ったりしない。

その中で唯一、作品の中身を話すのが彼女です。
的確なんですよね、言うことが。
心に残るもの、切り取りたいもの、のコンセプトが
似ているんだと思います。きっと。

どんなに長い台詞や場面を与えても、一言一句間違えずに
次の日には完璧に覚えてきます。
そのルールを、これまで彼女は一度も崩したことがない。
そもそもそんなルールなかったんですが、
彼女がそうなので、劇団も自然とそうなっていきました。

これまで本当に一言一句完璧です。
膨大な数を。

実は、噛む日を心なしか待っている自分がいます。。

昔、邪魔してやろうと思って、1ページの長台詞を渡しながら、
飲みに誘いました。
朝までみんなと騒いで、次の日の昼。

ちゃんと覚えてました。
見事。

っていうか、何やってるんだ、俺。。


信頼してる、とかも言ったことありません。
普段はただの猫好きなウーパールーパーですし、
あんまり近寄ってきませんし。
だけど、僕が本を書く時点で唯一気を使ってる人間だと思います。
女性観や、創りたい物語のイメージを表現するのは
彼女ですから。
僕の価値観や、ANDENDLESSの価値観を彼女が表現している。

「看板」ってそういう事なんでしょう。



「シルバー」では、マシューの恋人・エミリー役。


これまで、「恋愛」においてドロドロしたものって
ただの一度もありませんでした。
もう50本以上のお芝居をやってますが、
精神的に辛い恋愛はなかった。

今回のコンセプトはそれだったんですね。

でもある意味、リアルなんだと思います。
だからこそ、その残酷さは描きたくないものでした。
マシューの行動を最後まで見終えて、彼は悪くない、
という意見が多かったに、僕はとても驚きました。

アンケートを一枚一枚読みながら、単純に驚いたのです。

人の生きてる数だけ、恋がある。
その中で伝えたかった想いと、伝えられなかった事実。
心の中に潜んでいる醜い気持ちと、隠している現実。

その痛みにも似たメッセージが、アンケートには
たくさんありました。

それを読みながら、作品を表現すること、舞台は観客と
体感していくことを改めて感じたんです。



「ゴールド」では、婦人クラリス役。


アガサ・クリスティ。
この世界で一番有名なミステリ作家には、
11日間だけ、空白の時があります。

11日間の失踪。

世間は大騒動になったそうです。
湖の湖畔付近から、彼女の車が見つかり、
夫のアーチボルト氏に殺人の嫌疑もかかりました。

アガサは無事に発見され、記憶喪失であったと語っています。
そしてそれ以後、生涯そのことについて口にすることは
ありませんでした。

二年後にアーチボルト氏と離婚。
その後、彼女は生涯を共にする考古学者・マックスと出会います。

あの11日間に、何があったのかはもうわかりません。
でもアガサは、私の人生は幸せであった、と語ったそうです。


この話を彼女にした時から、この「ONLY SILVER FISH」は
始まりました。

「残酷」なだけは、嫌だなぁと、彼女は言いました。


その言葉は、物語の救いとなるのだと、思うのです。


役者紹介 8
もう少しで終わる・・。
もう少しだ!


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メンバーの村田雅和です。

出会ってから、15年が経ちました。
僕が16歳、彼が15歳の時です。

高校の時に一度だけ戯曲を書いたことがあります。
たった一度。
それに出ているという珍しい存在。
どんな役か覚えていなく、この前、初登場の
台詞って何?と聞いたら、

「覚えてません。だけど、スライディングで舞台
 に出て来いと、言われました」

そう言ってました。

僕ははっきり断言できますが、僕の人生で出会った人の中で
一番の努力家はこいつです。

世の中に、センスというものが本当に存在するとしたら
当時の彼は皆無でした。
その彼が、今現在こういうポジションにいることは、
とても感慨深い。
だからワークショップの生徒に自信を持って教えられるんです。
数ある生徒でも、こいつ以上に下手な奴はいませんでした。

要領の良さは人間にとって絶対に必要なことだと思います。
ですが回り道が無駄な道だとは全く思っていません。

劇団を旗揚げした頃、色々な人に反対されました。

自分で言うのも変ですが、僕は比較的いつも評価されて
いたほうだと思います。
いつも傍にいる彼がぼろくそに言われていた事も、
良く覚えています。
ひどい言い方をすれば、邪魔だと言われました。

そしていつからか、この「村田雅和」は僕の挑戦にもなりました。
それは今も、これからも、です。

たぶん、僕が一番可愛くて、一番苛々する男。
怒鳴られた数も、笑った数もたぶん一番多い。

たぶん、これからも変わりはないと思います。


「シルバー」では、親友「ロイ」役。


彼の性格と正反対の役でした。
嫌味のない男、っていう点では一緒でしたが。
やりながら、「こいつ嫌い」って言ってました。
そういうことを、空気も読まずいえる彼を
みんな尊敬しています。
でもそれは大胆でもなんでもなくて、何にも考えてない
だけです。

そしてみんなもそれを知っています。

余談ですが、きのう中華屋で食事をしていた時の事。
とうもろこしのちっちゃい奴みたいな、食材
あるじゃないですか。
食べながら、「これなんていうんだっけ?」
と聞くと、

「これはね、もろこしって言うんじゃないかなぁ、確か」

絶対呼ばないから。


「ゴールド」では、主人公マーティズ役。


希望のある物語でありたい。
旗揚げから変わらぬテーマです。
どんな残酷さの中でも、一つでいい。
光があって欲しいなと。

それがこの役です。

現実に明日、生きていく力を。
そういう物語を、いつまでも。

これからも出てくるような、大事な。

僕の物語の主人公です。

役者紹介 7
今回は2005年入団組。


彼らは、初めてのワークショップからメンバー
になった世代。
最近、ようやっと違和感がなくなってきたなぁ
と思っています。
さらりといきましょう。


まずは、


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岩崎大輔です。


今、一番伸びて欲しいなと思っている男。
かなりいいものを持ってるんです。
潜在的に。
僕の直感的にも。
普段はただのゲーム好きな男ですが。

すごく気の優しい一面があって、ワークショップ
でもいつも皆から相談されるいい兄貴分でした。
すごく気の小さい一面もあって、僕に何かの用事で
呼び出されると怒られるんじゃないかと思って、
いつもびびっています。

芯の強さが、これからの鍵。
厳しく、これからも見守っていきます。

「シルバー」・「ゴールド」共にパーカー役。

実はこの「ONLY SILVER FISH」というコンセプト。
これからも続けていきたいなと思っています。

過去を振り返れる魚というキーワードで
また別の話を創っていきたい。
別の劇作家さんたちとも考えています。

その中で決まりは、この魚と、そして執事の
パーカーだけです。



続いては、


20070629010329.jpg




安藤繭子です。


彼女は本当に不思議な子。
普段は物静かな子なんですがたまに話す言葉が
とても面白い。

はっきり言ってしまえば変わり者なんですけど。


辛い顔を見せたことがないのが、彼女を語る上で
一番大事な事だと思っています。
一度も見せません。

男って、結構実はもろかったりしますよね。
それはうちのメンバーにも言えることで。
古い奴も新しい奴も結構もろい。

だけど、この子は一生懸命踏ん張っている。

それがある限りは、大事にしようと思っています。


 「シルバー」では、老婦アガサ役。


稽古場で出番が遅かったものですから、いつも稽古場に
ぽつんと座っています。
ふと見かけて、あまりにも見事なポツン具合に僕は
笑ってしまったんですね。
次の日、たまたま良子と帰りに話しているときに、

「繭子がね、きのう言ってたんだけど・・たぶん西田さん
は私の存在を忘れていましたよ、って。」


変わってますよね、こいつ。



そして今日の最後。


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竹内諒太です。


こいつに関しては、細かい事は言いません。
矢面に立てば、それだけ厳しい風も受ける。
それでこいつが倒れるならそれまでのこと。
これからもいっそう厳しい風に立たせてやろう
と思っています。



一つだけ。
ワークショップの野球大会。
僕の人生で、僕から二打席ホームランを打った奴は
いません。


「ゴールド」では、人のいいビクトール役。


この役、稽古場で一番人気がありました。
こういう男性こそ、強い男なのかなぁと最近
思うことがあります。

男らしさって言葉じゃない気がするんですよね。

それは書いてて、思った事です。



全然余談なんですが、この前僕の大事な書類が
早急に必要になって事務所を探したんですけど、
どうしても見つからなかったんです。
諒太は不在で、その場にいた洋二郎とずっと
探してるんですけど、見つからない。
さくちゃんに電話しても全く見つからない。
制作の三人に連絡しても見つからない。

二時間がたち、約束の時間が迫ってくる。
パニックになりかけたとき、諒太から電話。
慌てて聞くと、


「ああ、あれはあそこの戸棚の二段目です」


10秒で見つかりました。


結婚ってこういうことかなぁ・・って、ちょっと
思いました。







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